マジで使える良いギター!リッチーコッツェンモデルのレビュー・評価
当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます!!
どうも、ZONO SATOです。
今回は私が所有するギター「Fender Japan Richie Kotzen Model TLR-RK」をご紹介したいと思います。
このギターは言わずもがな私が影響を受けたギタリスト「リッチー・コッツェン」のシグネチャーモデル。
長いことフェンダージャパンから発売されておりますが数年前、フェンダーが日本に法人を持つようになってから生産本数が減り一時期よりは増えたものの市場的に品薄なギターです。
このギターはフェンダージャパンのギターにありがちなビシッと精度がいいけど「ギターの鳴りが可もなく不可もなく」という味気のない淡白なギターではありません!
テレキャスならではのストレートでロックなギターサウンドはもちろんですがリッチー本人のこだわりが反映され個性的でしっかりとした木の鳴りも感じられる通常のフェンダージャパンのギターとは一線を画すワンランク上のギターです!
まず特徴的なのは何と言っても「ネック」です!!
極太ネックで有名だと思いますが本当に太いです。
50年代のレスポールよりちょっと太いか同じぐらい。またメイプルという固くて重い木なので野球のバットみたいな感じでかなり圧力を感じます笑
このネックが通常のフェンダージャパンのギターではアリえない木がギュッと詰まった温かみのある鳴りをギターに生み出しているんじゃないかと思います。
ネックが太いから弾きづらいんじゃ無いの?って思われがちですが結構弾きやすいんですよ!
指板はアールがなくフラットで、フレットも大きく軽やかなフィンガリングが可能です。
なのでこのネックに慣れてしまったらもう他のギターは弾けません!って印象です。
サウンドについてですがアッシュボディー、そしてディマジオのフロントは「TWAN-KING」とリアは「The Chopper T」です。
ディマジオピックアップということでノイズが非常に少なくとても使いやすいです。
フロントの「TWAN-KING」はノイズ対策でテレキャス特有の美味しいパリッと乾いたサウンドがモッタリしてしまうんじゃないのかなっていう心配がありますがそんなことはありません!とっても優秀なピックアップです。
リアはシングルアムの「The Chopper T」ですが中域にアクセントがあるディマジオ独特のサウンドが印象的ですがシングルサイズのため味付けが大げさではなく適度にリアピックアップをミッドブーストしたような感じでピッキングニュアンスもしっかり出ます。
この優秀なピックアップの特性をストレートにアウトプットするのに硬質なアッシュボディーは最適だと思います。
もう一つこのギターの特徴としてトーンノブがスイッチになっておりハーフトーンがフロントとリアのフルでのミックスサウンドになります。
そのためハムバッカーのフロントピックアップで得られるような太くて丸みのある暖かいサウンドが得られます!
これによってサウンドバリエーションが豊富なためロックはもちろんのことテレキャスターならではのファンキーなカッティングサウンドやジャズまで幅広使える一本でなんでもイケるギターとなっております。
ブリッジ周りは通常のテレキャスターとは異なり各弦ごとにサドルがついており弦高の調整やオクターブ調整が可能なためピッチで不快感を覚えることはありません。
シグネチャーモデルの域には止まらない本当に素晴らしいギターだと思います!
一個欠点をあげるとしたら…
「重い」という事でしょうか?
ネックが太いということでかなりバランスが他のギターとは異なります。
またアッシュボディーも重いのでかなり体に負担がかかります。
私が所有しているレスポールが4.2キロですがそれ以上に感じますのでライブで使うにはかなり覚悟が必要です。
骨格が大きい外国人使用ですね!
でもこの使い勝手はそんなこと度返しで使い続けたい素晴らしいギターです。
ファンならずとも良いテレキャスターをお探しの方は是非チェックしてみてください!
そして…
リッチー・コッツェンのサウンドのキモとなりますエフェクター
「TECH 21 FLY RIG RK5」
のレビューも書いてますのでこちらもチェックしてみてください!!
以上、ZONO SATOでした。