エレキからの持ち替えに最適!MARTIN 000C-Jr10Eのレビュー
エレキギターの持ち替え最適!スモールサイズでも侮れないサウンド!!!
MARTIN 000C-Jr10Eのレビュー
どうも、ZONO SATOです。
今回は最近購入したスモールサイズのアコースティックギター「MARTIN 000C-Jr10E」をご紹介致します。
まず、私がなぜこのギターを購入したかというとフルサイズのアコースティックギターはボディがでかく体に負担が大きいため、練習にストレスを感じないものを探しておりました。
弾きやすいアコギを求め色々と候補を考えており、胴厚が薄くコンパクトボディで取り回しが良いYAMAHA APXシリーズや同じカテゴリーショートスケールギターのTaylor GS MINI 、YAMAHA CFS など試奏をし検討しましたがこの「MARTIN 000C-Jr10E」に決めました。
数ある選択肢の中でなぜこのギターに決めたのかというと、木材のコストパフォーマンスの高さと圧倒的なアコースティックサウンドです。
このMARTIN 000C-Jr10Eのすごいところは「オール単板」ということです。
使用されている材はトップは「シトカスプルース」ボディは「サペリ」でどちらも単板です。
この組み合わせはTaylorでいうところの300番台のシリーズと同じです。
そのため、コンパクトボディでショートスケールでもしっかりとした奥深い箱鳴り、ナチュラルなアコースティックサウンドをアウトプットしてくれます。
それが10万円以下で購入できるのです!
しかもピックアップ付きで!!!!
私は普段Taylorを使用しているのですが初めてMARTINを弾いてMARTIN特有の暖かくてイナたいフォーキーなトーン、深みのある低域に大変驚きました。
このサイズでフルサイズのアコギと比べてもストレスがないとは…
また張ってある弦が「MARTIN RETRO弦」というものです。
普通のアコギ弦と異なりニッケルを含んでいるため弦の色はエレキ弦の様な銀色、トーンは暗めでダーティーな音がします。
それがMARTINの個性と相まってこのMARTIN 000C-Jr10Eは良い感じになっていると思います。
弦の寿命も若干長いのでありがたいですね!そしてテンションも若干緩めで弾きやすい!
僕はこの弦の虜になってしまいました。
しかし、普段使っているTaylorなんかにはおそらくハマらないと思います。
好き嫌いの好みがガッツリ分かれると弦ですね。
ギターの弾き心地に関しても申し分ありません!
ネックの握りも薄すぎず、細過ぎず。フィンガリングにストレスもなく、またコンパクトボディのためエレキギターから持ち替えてもカッティングプレイに支障はありません。
コンパクトボディ故にしフルトーンでの音量は落ちますが家でアンプを通さないで弾く分には十分な音量と思います。
またピックアップもついているので音量が小さくてもアンプに通せば問題ないでしょう!
搭載されているピックアップはFishman Sontinoeというものです。
音については非常にナチュラルで使い勝手が良いでしょう。
コントロールは2つのつまみがありトーンとヴォリュームを調整可能です。
トーンについては若干イコライジングの幅は狭く感じますね。
こういったピックアップについてはTaylorには敵いません。
また候補にあったYAMAHA CSF はオール単板でピックアップ付き、素晴らしい音圧とトーンで大変魅力的でしたがピックアップが胴厚が少し深いのとパッシブだったため弾きやすさ、コントロールのしやすさを考慮し落選しました。
もしエレキギターから持ち替え、またフルサイズのアコギはデカくて弾きづらいよ!ってお悩みの方はぜひ一度お試し頂きたいギターです。
ちなみに昨今の世の中の情勢上、海外からの物流が困難なため品薄状態との事、見つけたら即お試しください。
最後に試しにアンプを通して弾いている私の動画がございます。
こんな感じです。