【One Control】Sonic Blue Twangerマジでスゴイ!
これはまさに小さなアンプ!!
何でもフェンダーブラックフェイスに変える魔法のペダル
One Control Sonic Blue Twangerのレビュー
どうも前園系ギタリストのZONO SATO です!
今回はOne Control Sonic Blue Twangerについてです。
数年前よりちょいちょい見掛けるOne Controlのエフェクター。
存在は知っていたのですがライブではリッチー コッツェンモデルのエフェクターしか使わないのでエフェクター全般に何年も興味がありませんでした。
しかし近所でたまたま見つけたので買ってみました!
どんなエフェクターブランドなのかなぁと調べてみたら岩手県のエフェクターブランドでした。
そしてスウェーデン出身の世界的なエフェクタービルダー「Bjorn Juhl」さんが開発に携わっているとの事です。
私が手に入れたSonic Blue Twangerはフェンダーのブラックフェイス時期のツインリバーブ、スーパーリバーブ、デラックスリバーブのトーンをアウトプットする事がコンセプト
マーシャルやジャズコーラスでさえもフェンダーブラックフェイスのトーンに変えちゃうらしくコレはエフェクターではなく
小さなアンプ「アンプ・イン・ア・ボックス」
と紹介されています。
そんなにキャラクターが強いのか!本当ならヤバイじゃん!( ゚д゚)
そこで捻くれ者の私はちょっと意地悪をしてブリティッシュでもなくトランジスタでもなくデジタルアンプだとどうなるんだと思いある実験をしてみました…
それは「YAMAHA THR5」につないでもフェンダーブラックフェイスの音に変わるのかって実験です!
まぁ、これじゃ音は変わらんだろうと思っていましたが
想像を超えるまさかの結果が得られました!!
通常のTHRのクリーンだとローの音圧&ハイの抜け、パリッと乾いた質感がスッキリしていて線が細く硬い音の印象!
まぁデジタルアンプって感じですがそれでも充分良いアンプです。
さて実験開始です!
One Control Sonic Blue TwangerをONにしてコードをガーンって弾いた時に驚愕しました!
ローに丸みのあるプリッとしたコンボアンプ特有の「艶」と更にハイにパリッと乾いた質感の抜けがプラスされました!
これは流石に期待していなかったためこの結果に感動しました。
iPhoneで撮影したサウンドチェックの動画です。どこまで音が伝わるかわかりませんが良かったら見てみてください!
これだけデジタルアンプで説明の通りブラックフェイスのサウンドが出るなら直にライン録音でも良い結果が得られるんではないかと思っております。
このペダルの使い方なのですが
小さなアンプ「アンプ・イン・ア・ボックス」
と言う考え方なのでエフェクターの一番最後にセッティングをし常時ONにして使うのがいいかなと思います!
また2ch使用でボディ横のスイッチを切り換えてアンプをフルゲインさせたブラックフェイスアンプの歪んだトーンをアウトプット可能!
かなりローがブーミーでハイの粒立ちも荒々しいfuzzっぽい凶悪なトーンが作れます。
このチャンネルでも常時ONにして手元のヴォリュームで歪みのコントロールしてプレイするのも楽しいかもしれませんね!
デジタルアンプでここまで満足が行くのだから
マーシャルでもジャズコーラスでも何でもかかって来いよ!
って感じですね。
いやー、こんなに興奮するとは思いませんでした!
使い方はちょっと難しいですが最高です!!!
他にもOne control にはダンブルアンプをイメージした「golden acorn overdrive special」ってものもあるので次はコレを狙ってます!
One control マジでスゴイ!他にもたくさんバリエーションあるからご興味のある方が是非チェックしてみて下さい!
最後まで読んでくれた方ありがとうございます!
ではではZONO SATOでした!
アルミテールピース&スチールスタッドで音はスゴく変わる
ギブソン製レスポールのテールピースをアルミ&スチールスタッドに交換
当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます!!
どうも、ZONO SATOです。
今回はレスポールのテールピースについてのコラムです。
長らくメインで使用している私のレスポールが最近プレイスタイル変化に伴い登場頻度が減ってきました。
このレスポールはGibson Custom ShopのLes Paul Class 5と言うレスポールでB’z松本孝弘さんが大好きなの私は当時発売された彼のシグネチャーモデルTak Burst に近いスペックだったためこのモデルを購入しました。
このギターのコンセプトは現代の音楽に適応するためのレスポール!
弾きやすい薄めのネック、ハイゲインにも潰れないトーンなどモダンな仕様となっています。
ピックアップはフロントがburst bucker 2& リアがburst bucker 3が搭載されていますがクリーントーンにヌケ感がなくトーンのレンジが狭いので
出力を落とし現在はフロントがburst bucker 1& リアがburst bucker 2に変更しヴィンテージライクなトーンになりました。。
しかし、もう一本持っているヴィンテージスペックのGibson Custom ShopのVOS レスポールと比較するとトーンがナチュラルではなく差があるため使用頻度が減少…
愛着があり一番弾きやすいので何とか納得がいくトーンにしたいと思いテールピースの交換を行いました!
狙っているトーンは乾いて明るくヌケの良いヴィンテージトーン
ヴィンテージレスポールにはアルミテールピースにスチールスタッドが使用されています。
そこで!!
Kluson「Light Weight Stop Tailpiece」に交換する事にしました。
何故、このクルーソンのテールピースを選んだかと言うと
・アルミテールピースとスチールスタッドがセットで¥4,500ぐらいと価格が手頃!
・クルーソンはギターパーツの元祖だから
・アメリカ製だからギブソンのアメリカンなギタートーンが合うと思った🇺🇸
・ギターを加工せずに簡単に取り付けができるから
上記がクルーソンに決めた理由です。
ホントはゴトーのレリック加工されたアルミテールピースに交換したかったのですがスタッドのアンカーと言うボルトを差し込む所がギブソン規格じゃないため引っこ抜く面倒な作業が発生するします。
そのため手頃で交換カンタンなクルーソンをチョイスしました。
あるサイトのレビューではスタッドがスチールじゃないと書き込みがありましたが私が購入したのは
確実にスチール(鉄)です!!
レスポールをアルミテールピース&鉄スタッドに交換します。#gibson #kluson #tailpiece pic.twitter.com/R3TArLNLQ1
— ZONO SATO / 佐藤 たすく (@sato_zono) 2017年4月8日
Twitterにマグネットを使って検証いた動画をアップしております!
これが交換前の状態。年季が入っていて良い感じにくすんでいるのでルックスは好きですがみるからに重厚なのパーツが載っています。
これを取り外します。
上がクルーソンのアルミ
下がギブソンの純正です。
裏っ側はこんな感じです。
クルーソンの方が金属のバリって言うのかウニョウニョしてる部分が多いです。
Gibson Custom Shopとゴトーではここの処理がキレイなので安いし金属加工レベル低いのかなぁと少し不安になりました笑
クルーソンの「K」の字がプリントされてます。
弦交換のついでにチャチャッとスタッドを抜いて新しいスチールスタッドとアルミテールピースの交換をしました。
ホントにただネジを差し換えてテールピースをはめるだけ。超カンタンです!
元のパーツとの金属のくすみの差がありますが人にはパッとみたらわからないと思うので小さい事は気にしません!!
弦を張り替えギターを構えた瞬間
ボディ「軽っ!!!」って思いました。
もともとついていたテールピースはかなり重いとは認識していましたがここまでギターのウェイトが変わるとは思っていませんでした。
果たして一番大事な音は求めるヴィンテージトーンに変わったのでしょうか!!
ジャーンと鳴らした一番最初の感想は
うーん、パワーが落ちた…
明るくヌケて使いやすい国産ギターみたいなトーンになったな…
一番最初にイメージしていたアメリカの乾いた音とは異なったトーンになったためケチって安いの選んだのがいけなかったかなーと思いました…
しかし!!!
パワーが落ちたのでピックアップの高さを調整したら劇的な変化が現れました!
ピックアップを高く設定してもブーミーにならないため限界まで近づけたら今まで拾う事が出来なかった高音の倍音成分
美味しい純粋なギターの鳴りをアウトプットする事ができるようになりました!
結果、イメージ通りのヴィンテージトーンに生まれ変わった!!!
ヴィンテージレスポールはよく「カリンカリン」に乾いたトーンって表現されます。
まさにそのトーンの質感に近づいたと思います!
ブーミーではなく輪郭があり粒立ちが良い!
まるでテレキャスターみたいな明るくギャーンと適度に暴れるトーンに変わった!!
最初はパーツ選びに失敗したって思いましたしたが狙っていたトーンに変わり
この改造は大成功でした!!
もちろん純正品のギブソンの重いテールピースにも良さはあります。
深く歪ませたディストーション時には音に芯がありローが太くタイトで存在感があります。
しかしオーバードライブやクリーントーンでは高域の美味しい成分を殺してしまうため一長一短と言ったところです。
世の中のアルミテールピースがベストって言うレビューがたくさんありますが何でもかんでもアルミテールピースにしたら良いと言う訳ではありません!
自分のプレイスタイルに合うパーツをチョイスする事が大切です。
私の今回の改造は大変満足です!
ギブソンのギターならカンタンに交換できるのでヴィンテージトーンを求める方にはこの Kluson「Light Weight Stop Tailpiece」はおすすめです!
ギターのキャラクターを変えたくてピックアップを交換考えている方はピックアップを交換する前に一度テールピースの交換を試してみてはいかがでしょうか?
以上Kluson Light Weight Stop Tailpieceのレビューです!
ではでは、ZONO SATO でした✌︎('ω'✌︎ )
これさえあれば文句なし!マルチエフェクター BOSS GT-1 のレポート
当ブログをご覧頂き誠にありがとうございます!!
どうもZONO SATO です。
最近、セッション系のバンドに声を掛けられ色々とエフェクトに注文の多い状況になりマルチエフェクターBOSS GT-1を導入することにしました。
超品薄状態の中、昨年2016年12月に穴場地元の調布PARCOでゲット!!ラッキーでした🤞
以前はBOSS GT-100をライブで使用していたのですが音が良くても
重くてデカくて持ち運ぶのが苦痛だったので売っちゃったんです…(T_T)
過去にBOSS GT-100を使用してた時の動画↓
かなりの面倒くさがり屋で細く機能を把握して設定する作業が嫌いなため
アンプ、オーバードライブ、コーラス、ディレイ、ワウをなんとなく並べて使用しておりました。
本当はBOSS GT-100のたくさん優れた機能があるのに結局使いこなせず
音の選択肢が多くて迷子になっちゃったのも手放した要因です!
それではGT-100の使用経験に基づき生の比較した感想を書いて行きます!
GT-1はとにかく凄いんです!!
まずサイズが小さい事に驚きです!
ギターケースの中にすっぽり入る。
紙の大きさで言うとA4サイズぐらいではないでしょうか?
そして重さですが約1.3kg
こんだけ軽いと持ち運びに便利ですし移動で疲れませんよね!!
普通に必要なエフェクター3〜4台フルで持ち運ぶよりも全然軽いですから感動です!!!
そして一番大事な音ですが全くGT-100と遜色ない!
寧ろラインで聞いた感じじゃ更に進化した感じです!
個人的なアンプに繋いで比較したイメージですが
GT-1はよりクリアに
GT-100は中低域がしっかりして生っぽい!
そんな印象です。
今回の音作りは迷子になっちゃった前回の反省を踏まえて100種類ぐらいあるプリセットからイメージの近い音をピックアップして自分なりにカスタマイズして行こうと思いました。
そして今回チョイスしたプリセットは「80s JAZZ FUSION 」
私はクリーンサウンドにコーラス、ディレイ、リード時にオーバードライブと
ワウをつかうのでそれにマッチしたプリセットがありました!
音的にはジョン・スコフィールドみたいな感じのパッチです。
設定のアンプがジャズコーラスがハマっていました。
凄く洗練されたトーンで良いのですが冷たく硬い印象、少し温かみが欲しい…
なのでアンプをtweedのモデリングに変更!
ゲインを低くしたクランチとクリーンの境目ぐらいのトーンにしました。
コレでジョン・スコフィールドからラリー・カールトン寄りになったと思ってます笑
次は歪みです。
オーバードライブはRATのモデリングがハマっていました。
これもカッコいい音してますがもう少し控えなトーンに変更して行きます。
普段使ってるTSのモデリングにしようと思ったんですが本家BOSSが作ったブルース・ドライバーのモデリングに変更。
より温かみのあるナチュラルなトーンになりました。
ここはしばらく入れ替えながら遊びたいと思います。
そして結果、こんな感じのサウンドになりました!
動画です↓
そしてGT-1には気に入ったプリセットを自分のイメージしたトーンにノブを回して感覚的にセッティングできる機能も付いてますので
音作りに迷子になる事も少なくなりよりシンプルで親しみやすいマルチエフェクターに進化しました!
電源はBOSSの9Vエフェクターに使うのアダプターが使えます
私は持ち運びの利便性を活かすため電池を使用!
パナソニックのエネループのパワフルタイプをチョイスしました!
せっかくコンパクトに収まってるんだから無駄は省きたいですよね💡
イヤー、本当に素晴らしいですよね。
音にはそこまでシビアではない私には
十分過ぎる内容です!!!
価格がGT-100が¥4,5800
なんとGT-1は¥1,9800!!!
これはブランドとして大丈夫なのでしょうかね?
価格が安い方がより優れているってね!
GT-100もアップデート機能あるので常に進化していくので詳しくないけどどこかで差をつけているんでしょうね。
まだ品薄状態なのかな?
マジで最高だからいろんな人にオススメしたいエフェクターです!
ルックスも最高で気分も上がります!
見つけた人は是非チェックを!
試奏せずに即決で買っても後悔しないと思いますよ(^^)v
最近、「Boss GT-1の教科書」というムック本も発売されているようですのでさらに掘り下げて音作りをしたい方や初心者の方にも勉強になる本なので興味があれば合わせてチェックしてみると良いかもしれません!!
ではでは以上BOSS GT-1レビューでした!
そして…
2019年1月26日に発売されたこのマルチエフェクターZOOM G1X FOURもかなりスゴイので気になった方は合わせてこのレビュー記事をチェックしてみてください!!
フェンダーのメガネ【Fender Eye Wear】
フェンダーのメガネ買いました!「Fender Eye Wear」
どうも前園系ギタリストZONO SATO です。
いつもは機材の記事ですが今回の記事は少し変化球でいきたいと思います!
最近、視力が激しく低下しメガネを新調しに行きました。
普段からメガネはしない生活をしているので全くブランドに詳しく無くなんでも良いから適当に作ろうとぷらっと立ち寄ったメガネ屋さんでまさかのアイテムを発見しました!
それは「Fender Eye Wear 」と言うメガネでした!
見つけた瞬間に購入を決断!
ギター好きにはたまらないスペシャルなアイテムですよね
既に2013年から発売されているらしいので今更感はありますが非常に感激しております。
私が購入したのは以下のデザインのメガネです。
黒ブチの裏側にFenderのギターの中でも最もインパクトのある「ピンク ペイズリー」をデザインしたしマニアックな心を刺激するアイテムです。
普通にしてる分には人にはわからないけど自分は「ピンク ペイズリー」を身に付けているんだぜって優越感に浸れます。
またメガネの横にフェンダーのロゴがレイバンの様に入っているのがシャレが効いてて気に入ってます!
メガネケースにもフェンダーのこだわりがありギターキッズを楽しませてくれる仕様です。
フェンダーのツイード (tweed)ギターケースを意識したデザインが最高!
この素材は【Bassman】に使用されているものと同じらしいです。
フェンダーのアンプと並べるとやはり様になります
そしてメガネのクロスはフェンダーのストラップをモチーフにしたデザイン
メガネっ子ではない私には大変満足なアイテムです!
値段も非常にお手頃で¥9,800+税でした!
遊び心満載のこのアイテムフェンダーファンにはオススメです!
全国のCoolensで取り扱いがあるので気になった方はチェックしてみて下さい!^_^
TS系はこれがベスト!Ibanez TS MINIのレポート
一番使いやすい「サイズ」と「サウンド」が魅力的!
Ibanez TUBE SCREAMER MINIのレビュー
どうも、前園系ギタリストZONO SATOです!
今回はナチュラルオーバードライブの代表、Ibanez TS シリーズとKLON CENTAUR を弾き比べしたいと思います!
比較に使用するエフェクターはIbanez TUBE SCREAMER MINI です。
一番フレッシュなものの方が現在のブランドの趣向が感じ取れると思ったため
現行のモデルで一番新しい TS MINI をチョイスいたしました!!
まずはざっとKLON CENTAURを弾いてみた個人的な感想をおさらい致します。
・温かいキメの細かい歪み
・少し高音に輪郭がありチリッチリとした質感
・そのためピッキングを立体的にアウトプットしてくれる
・上質なアコースティックギターのような倍音を太くサスティーンさせてくれる、倍音がうねりながら伸びるのが『快感!!』
・ヴィンテージな枯れたトーン
実際に私が弾いてみた動画です。コードと単音リードで色々ゲインの量を変えながらサウンドチェックしております。
これじゃわからないと思いますが倍音のサスティーンに注目して聴いてみるとケンタウロスの特徴がわかるかなーと思います。
それではTUBE SCREAMER MINIを弾いてみた感想です。
・ゲインの幅が非常に高くモダンなサウンド!
・通常のTS−9などと比較をしてスッキリとした中低域!これが最高!
・倍音のサスティーンの伸び方はハイの方が控えめだが不自然に中低域がボワっと出るのでは無く一定のバランスでキレイに伸びる。
現行モデルらしく非常に整ったトーンで使い易くサイズも小さくてカワイイ!
見てるだけでテンション上がります。
TS特有の中低域がこのTS MINI はスッキリしているためレスポールなどのハムバッカー搭載ギターにも適応出来ると思います。
また音質も凄くナチュラルで温かくギターのトーンを損なうことはありません。
ケンタウロスやZendrive と比較をしてもストレス無く同価格帯では最強だと思います。
さすが世界のIbanez!!
ケンタウロスとTS系を比較をした感想ですが歪みの音質は凄く似ていてトーンコントロールだけでもそこそこ満足出来る近いサウンドを作れます。
またこのTS MINI は通常のTSシリーズよりトーンのレンジも広いのでオススメです。
コレはマジ最高!もっと売れて良いになー
前回、前々回とナチュラルオーバードライブを弾き比べ3種類比較をしたトーンの印象を簡単に表現すると
歪みの質はだいたい同じ!
ケンタウロス→Highより
ダンブル→まろやか!絶妙なバランス
TS→Lowより重心低め
と言う様な感じです。
ケンタウロスと同じく世界中でTSをモチーフに作られたエフェクターは数多くありますが現行モデルでも高級エフェクター達と引けを取らないIbanezの実力を味わう事が出来ました!
ケンタウロスもTSシリーズも先ずは本家を体験する事が大切です。
世界で支持されている理由がわかります。
特にIbanez TS シリーズは世界の歪みのスタンダードですから一度はじっくり触った方が今後の機材選びに役立つと思います!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
【ダンブル系】Zendrive ってこんな音!
ダンブル系オーバードライブZendrive と歪みの王様KLON CENTAURを弾き比べたレビュー
どうも前園系ギタリストZONO SATO です!
今回はローゲインオーバードライブの代表、ケンタウロスとダンブル系2つの歪みを弾き比べてみたいと思います。
比較に使用するダンブル系のエフェクターはHermida Audio Zendriveです。
Hermida Audio Zendriveとは?
ギタリスト、ロベン・フォードさんが使用していることで有名です。
彼は実際にダンブルのアンプを長年使用しており最近はアンプで歪みを作らずこのZendriveで作っています。
そのため数あるダンブル系のエフェクターの中では個人的に一番ダンブルらしい音が出るのではないかと信頼しています。
ダンブルのアンプはなかなかお目にかかれるものではなく、更に値段が100万ぐらいするので気軽に試奏なんか怖くてできませんよね笑
前回の記事に本物を知るべきとか偉そうなことを言っておきながらダンブルのアンプを経験するにはまだまだ時間がかかりそうです…
ダンブルアンプを使うギタリスト、ラリー・カールトンやロベン・フォードのトーンに憧れているならチェックしてみてはいかがでしょうか?
さて本題に入ります。まずはざっとKLON CENTAURを弾いてみた個人的な感想をおさらい致します。
・温かいキメの細かい歪み
・少し高音に輪郭がありチリッチリとした質感
・そのためピッキングを立体的にアウトプットしてくれる
・上質なアコースティックギターのような倍音を太くサスティーンさせてくれる、倍音がうねりながら伸びるのが『快感!!』
・ヴィンテージな枯れたトーン
実際に私が弾いてみた動画です。コードと単音リードで色々ゲインの量を変えながらサウンドチェックしております。
これじゃわからないと思いますが倍音のサスティーンに注目して聴いてみるとケンタウロスの特徴がわかるかなーと思います。
ケンタウロスを基準にZendriveを弾いた感想まとめてみました。
・ケンタウロスより更にキメの細かいクリーミーでスムースな歪み
・そのためクリーンと歪みの境目が滑らか
・ピッキングニュアンスに丸みと粘りがある
・スッキリとした中低域
・そのためヴィンテージトーンとは異なり、まとまった新車の様なクリアなトーン
・ゲインの幅が広く使いやすい
・倍音の伸びはかなわないが非常にキレイにバランスよくサスティーンさせてくれる
・Voiceノブにより中域をコントロールが可能なため音のキャラクターに幅がある
実際に私が弾いてみた動画です。コードと単音リードで色々ゲインの量を変えながらサウンドチェックしております。
私はケンタウロスよりもZendriveの方が好きです!!
非常に使いやすく単音で弾けば高音のザラつきがないためクリーンとオーバードライブの境目がスムースなのが最高です!
またVoiceノブに幅があるためケンタウロス中域をこもらせ気味にしてヴィンテージトーンっぽくし、トーンを上げて高域に角を立たせるとケンタウロスっぽい音に近づける設定も可能かもしれません。
その使い勝手の良さを含めさすが世界中で名の通ったいいエフェクターだなーと思います!
さすがロベンが認めた歪みですね!!私のダンブル系はこれにて解決しそうです。
品薄ですが超オススメのエフェクター!!
最後に二つを弾き比べた感想はそんなに大きくケンタウロスの歪みもダンブルの歪みも変わらないぞ!って私は思いました。
ケンタウロスの病みつきになる倍音も魅力ですがZendrive の歪みとクリーンの境目がわからないぐらいクリーミーでスムースなトーンも魅力です。
シンプルな音質の印象を表すとしたら下記の通りです。
ケンタウロス→トレブル、高域より
Zendrive→マイルドでバランスが良い
もっと使い方を勉強してそれぞれの特徴を学び活かせるようになりたいですね。
シンプルなイメージとしては…
上品なチューブスクリーマーって感じです!!
気になっている方は品薄ですが是非チェックしてみてください。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうごいました!
【エフェクター】KLON CENTAURってこんな音!
キング・オブ・エフェクター/ KLON CENTAUR
今回は伝説のエフェクター「クーロン/ケンタウルス」についてのレビューをご紹介します。
私の憧れのギタリストB'z 松本孝弘さんやCHARさんなど使用しておりいつか手に入れてやろうと思っていたのですが値段が恐ろしく高額!
個体も少なく滅多にお目にかかれません。私の憧れのギタリストはケンタウルスの絵が書いてあるものでプレミアが付いております。
市場価格は19万〜40万、普通は買いません笑
しかし本物を知らずに他のコピーモデルで甘んじるのは嘘つきだと思い頑張りました!
では気になる音は……正直「??」と最初は思いました。
この音で20万はどうかしてるぜ、TS系でいいじゃねーかと正直思いましたが弾くに連れてどんどん魅力に引き込まれていきました。
温かみがありナチュラルなトーン、高音のチリッチリとした音のキメが細かく低音から高音までバランスよく絹のように滑らかに倍音が伸びていきます。
まるでコリングスなどの上質なアコギみたいな倍音のサスティーンを与えてくれるイメージです。
単音で弾くのでは良さがイマイチ伝わらないのでシンプルにコードを弾いた動画を作成いたしましたので是非チェックしてください!!
また今回合わせて世の中に沢山あるケンタウロスのコピーモデルの中から「J.ROCKETT AUDIO DESIGNS / ARCHER Ikon 」をチョイスし比較しました。
ARCHER IkonとKLON CENTAURを弾き比べて感想ですが本家のヴィンテージトーンよりも音が硬め、倍音がコンパクトなボディサイズと同様にキレイにまとまったイメージ。
しかし音は本当によく似てます。3万ぐらいで気分が十分味わえるのならOKではないしょうか?
またARCHER Ikonの方がゲインとトーンの幅が広くもっと現代的な音楽にマッチできるエフェクターだと思います。
しかしやはり本家CENTAURには僅かの差で敵いませんでした…
ヴィンテージトーンはもちろん一番差が出るのはゲインを上げた時の音です。
先に述べた通りケンタウロスは高音のチリッチリとした部分の倍音の粒が細かく絹のように滑らかなサスティーンを与えてくれます。
一方、ARCHER Ikonではゲインを上げた時にその高音のチリッチリとした部分の倍音の粒が粗く音を伸ばした時にその高音が途中でブチっと切れて消えてしまい音域全体をバランスよく包み込むジューシーなトーンにあと一歩届かない印象です。
おそらくヴォリュームを絞ると歪の粒の粗さが際立ち、 これが一度本物を味わってしまうとなんとも物足りなく感じるところです。
またELECTRO-HARMONIXのSoul Foodもケンタウロスのコピーモデルとして有名です。動画にはありませんが弾いた感想はケンタウロスと比較すると全体的にこもっているトーンな印象です。
また音の密度もボディーが軽いからかな?少し軽いかなって思います。ボワっとしたヴィンテージ風の広がりがあるのですが輪郭が曖昧で薄味な音の印象です。
しかしこちらも十分ケンタウロスを味わえるペダルであることは間違いありません。
コスパを考えても1万円ぐらいで購入できるのでオススメです!!
他にも世の中にたくさんあるのでケンタ系を比較をしていきたいなーと思います。
いやー、弾き比べて思った事は車でも時計でも食べ物でもギターでも最高峰の物と廉価版、そっくりさんでは超えられない壁があるって当たり前の事を改めて実感しました。
自分の環境にあったものでどこまで妥協できるかって事につきます。
本物を知る事で物差しができるので先ずは一度生で味わう事が大事ですね。
ホントに当たり前の話です。
最後まで読んできただいた方、誠にありがとうございます。